※本稿は佑貴つばさ『なぜ、あなたは「黒い服」を着るのか 人生が変わる色の魔法』(マキノ出版)の一部を再編集したものです。
黒は“無難”ではないことを知ろう
毎日のように黒を着ていると、心のなかにどんなことが起こってくるでしょうか。
黒は人が目にする色のなかで最も暗く、最も重く感じる色です。着る服の色は、潜在意識に強い影響を与えます。「黒を着ている自分」は、「いつも気持ちを抑えている自分」や「心のずっしり重い自分」として、潜在意識にインプットされてしまうのです。
自ら積極的に黒を選んでいない場合には、黒という「強い色」が持つイメージのなかでも、マイナスの効果が表に出てしまうからなのです。
そもそも黒は、無難な色だと本当に思いますか。
黒は、どんな色より強くて頑固で、気高さを感じさせる特別な色。
実は、大人の女性にとって、黒ほど着こなしの難しい色はないのです。
黒い服をよく着ている、という大人の女性にもう一度お聞きします。
最近のあなたに、黒は似合っていますか。
顔映りはどうでしょう。黒はあなたの気持ちに添った色ですか。
「どうも最近、しっくりこない」
「顔映りが悪い気がする」
「なんだか、老けて見えるように感じる」
「気持ちが重くなる気がする」
そんなふうに感じることがないでしょうか。そうであれば、もはや黒が似合わなくなっている証。「無難だから」と黒に頼っていい時期はすぎた、ということです。
大人の女性が、黒を着てはいけない理由は四つあります。