無難なおすすめ質問3つ

しかし、いくら準備をして面接に臨んでも、面接の最中に仕事内容などについて詳しい説明があったり、面接官から「もっとどんどん質問してください」と言われたりすると、聞くことがなくなって質問に困ってしまうケースもあると思います。そんな時に聞くと無難な質問をいくつかご紹介します。

「転職されてこられた方で、その後ご活躍されているのはどんな方ですか?」

実際に活躍している人物像を尋ねることで入社後に自分も活躍したいという意思を表すことができ、職務内容や働き方についてもより具体的にイメージすることができると思います。また、企業側の答えからどんな人材が求められ、評価されているかもわかるはずなので、その内容を踏まえてその後にうまく自分をアピールできると上出来です。

「入社までにさらに勉強しておくべきこと、身につけておいた方がよいスキルがれば、教えてください」

入社を具体的にイメージしている意欲がアピールできますし、スキルアップのために少しでも努力したい、会社に貢献したいという前向きな姿勢も伝わります。仮に採用が見送りになったとしても、面接官からの答えの内容によっては自分自身に何が足りていないのかを知れる機会になるので、ぜひ聞いておきましょう。

「前職では○○の実績を残しましたが、御社ではお役に立てそうでしょうか?」

これはうまく自己アピールができなかったと思う時にぜひしておきたい質問です。自分の長所を具体的な数字や資格を用いて強調するようにしましょう。その際、焦るあまりにここぞとばかりにアピールするのはダメ。あくまでも謙虚な姿勢で、「得意なことを御社で活かしたいと思っている」と伝えることが大切です。

質問タイムは自分をアピールできる最後のチャンスではありますが、空気を読むことが何よりも重要です。焦る気持ちはわかりますが、アピールすることばかりに躍起になってしまうと逆効果ということも。面接官の様子をよく観察して、質問の数や時間を判断してください。

高野 秀敏(たかの・ひでとし)
キープレイヤーズ代表取締役

新卒でインテリジェンスへ入社。その後、2005年にキープレイヤーズを設立し、人材エージェントとして55社以上のアドバイザー・社外役員・エンジェル投資を国内、シリコンバレー、バングラデシュで実行。3000名以上の経営者の相談と、1万名以上の個人のキャリアカウンセリングを行う。マネージャーとして、キャリアコンサルタントチームを運営・教育。人事部採用担当として、数百人の学生、社会人と面談。学校や学生団体での講演回数100回以上。