超カンタン! 辞書登録の手順を図解

辞書登録の手順は以下の通りです。

設定→一般→キーボード→ユーザ辞書→+ボタンを押す→「よみ」に入力する文字を、「単語」に変換する単語や言葉を入力→右上の「保存」を押す。

登録する代表的なものとして、自分の「名前」や「連絡先」「住所」、日常よく使う「メール文」などがあります。ときどき自分が書いた文章やメール文を見直してみると、無意識のうちに同じ言葉を使っていることに気付くと思うので、頻度の多いものは登録しておくといいでしょう。私の場合は、日常的によく使うURLや曜日、フォルダ名に使う項番、変換して使う矢印や絵文字など、わりと細やかに登録して普段使いしています(図表3参照)。

ただ、あまりに多くの単語を登録し過ぎると、何を登録したかを忘れてしまうので、備忘を兼ねて、ときどき登録内容を見直して、削除・修正することをお勧めします。

ちなみに全iOS端末間でiCloudにサインインしていて、iCloud Driveをオンにしていれば、ユーザ辞書のデータを同期することも可能ですので、端末の入れ替え時やiPadと併用する場合などには、ぜひお試しください。

2.使わないと損する高精度な音声入力

目的地に向かって歩いている途中など、急にタスクやアイデアを思いついたりしても、スマホでメモを取ることが困難な状況ってあると思います。その場合、メモを取れるタイミングまで待つか、メモを取ることを忘れてしまうか、のいずれかになるでしょう。

しかし、スマホの音声入力の機能を使えば、いつでもどこでも片手で入力作業を行うことができます。ちなみに実を言うと、音声入力については、私自身は長い間その変換精度に疑いを持っていました。つまり、音声を正しくテキスト情報に変換できず、結局は後から修正作業が大量に発生するのではないかと。しかし、現在の音声認識の技術レベルは驚くべきもので、非常に高い精度で音声情報をテキスト情報に変換してくれます。