「スマホの音声入力機能はテキスト化の精度が低い」と思い込んでいる人も多いのでは? 『結果もスピードも手に入る 神速スマホ仕事術』の著書がある岡田充弘さんが、その便利すぎる使い方を教えてくれます。一度慣れるとハマるはず。
※写真はイメージです(写真=iStock.com/HbrH)

スマホ仕事がはかどる2大機能

前回の記事ではスマホを使った基本的な入力技を紹介しましたが、今回はそれを上回る便利さが期待される入力技を紹介したいと思います。

それは「辞書機能」と「音声入力」です。「なんだ、すでに使ってるよ」と思われた方もいるかもしれませんが、実際には部分的な使い方に留まっているケースが多いようなので、みなさんの仕事の成果につながるよう、深く掘り下げてみたいと思います。

1.辞書機能を徹底活用する

私たちは普段、無意識のうちにスマホで同じ言葉や単語を繰り返し使っています。恐らく自分の名前や「お世話になっております……」といった枕詞は、日常何度も登場していることでしょう。

この状況について、あなたは無駄だと思ったことはありませんか? これから先、何度同じ言葉や文章をゼロから入力しなければならないのかと。

そんな時におすすめしたいのが「辞書機能」の活用です。パソコンではすでにおなじみかもしれませんが、スマホでも同様に「辞書機能」に登録しておけば、1・2文字入力するだけで、特定の単語や言葉に変換することができます。これにより、入力工数の削減だけでなく、入力ミスを減らすことにもつながるので、私は強くお勧めしています。