3.無理してすべてのお誘いに付き合わない

一昔前は「若い人は仕事の飲み会には参加しない」といった風潮がありましたが、最近ではSNSの登場によって、様々なイベントや交流会に参加する人が増えているようです。

一方で、こういったお誘いには二次会がつきものです。一次会は開始と終了の時間が決まっていることが多いのに対して、二次会は終了時間が終電間際になったり、場合によっては朝までエンドレスといったことにもなりかねません。そうなると、せっかく昼間の仕事で効率化を図って捻出した時間が吹き飛んでしまうばかりか、次の日の仕事に支障をきたす恐れさえ出てきます。

自分が心の底から楽しみにして参加するのであれば別ですが、何らかの仕事上の便宜を期待して参加するのはやめましょう。仕事にもよりますが、実際にはそこまで役に立つ二次会なんてありません。角がたたない程度に、「やり残したことがありまして」「明日の朝が早いので」「体調がまだ万全でないので」といった感じでうまく理由をつけて、おいとまさせてもらうようにしましょう。

断っても出世には響かない

付き合いのゴルフやカラオケも同様で、自分が楽しめるのであればストレス発散にもなりますし、人間関係の構築にも役立つかもしれませんが、自分が楽しめないのに仕事上のメリットを期待して参加する必要はありません。参加するにも時間やお金がかかりますし、余計なシガラミが生じる可能性もあります。

「断ってしまうと出世に響くのではないか」といった心配は無用です。むしろこれからの時代は、純粋に仕事でどれだけ価値を生み出せるかが問われます。

お金や時間、自分らしさを保つためには、ときに断る勇気も必要です。誘ってくれたことに感謝しつつも「すみません、その日は予定が入ってしまっています」でいいのです。

二次会にしろゴルフにしろカラオケにしろ、「仕事以外で共にした時間」と「仕事での評価」は切り離して考えられるべきです。自分のやりたいことや自分磨きにこそ、あなたのかけがえのない時間やお金を投じましょう。