PCのデスクトップがファイルでいっぱいになっていませんか? 必要なものを探すだけでも時間がとられますよね。デスクトップに一つもファイルを置かず、“デジタル界のこんまり”と呼ばれる岡田充弘さんが、生産性が急上昇する3つのステップを教えてくれます。

※本稿は岡田充弘『やりたいことを全部やれる人の仕事術』(PHP研究所)の一部を再編集したものです。

※写真はイメージです(写真=iStock.com/Skarie20)

1.時間を奪う要素を 身の回りからなくす

モノや情報は、もちろん本来何らかの目的があって所有するわけですが、もしそうでなければ、将来的にあなたの大切な時間を奪ってしまう可能性があります。

たとえば資料一つとってみても、

①手に入れる
②整理する
③保管する
④内容を確認・活用する
⑤廃棄の許可を得る
⑥廃棄する

といったように、ざっと6つの工程が思い浮かびます。

ここで真に価値を生んでいるのは、④だけです。

そんな中、2大時間食い虫の巣窟そうくつと言ってもいいのが「自分のデスク」と「パソコンの中」です。放っておくと知らず知らずのうちに中身が増殖していくのが特徴です。

いかがですか? 誰しも少なからず心当たりがあるのではないでしょうか。

もちろん、私にもあります。

これらは、ちょっとした発想の転換と勇気を持つことで、大幅に減らすことができます。

以下でその方法についてご紹介したいと思います。