寝室を見直して、心地いい睡眠を

ベッドなどの寝具を見直したり、部屋の模様替えをしたりするなど、眠る環境を見直すことも不眠解消につながる。最近では、角度をつけて入眠をサポートし、眠ったら自動でフラットになるベッドや、睡眠中の心拍や呼吸をモニタリングし、眠りを分析する機能のついたベッドもある。また、肌触りのいいベッドファブリックや着心地のいいパジャマを取り入れたり、リラックスできるよう寝室の模様替えをしたりするのもおすすめ。

睡眠日誌をつけつつ、睡眠環境を見直して不眠を解消し、仕事のパフォーマンスを最大限に発揮しよう。

「入眠」「起床」に合わせて、自動で角度が変化するベッド。その日の体調によって眠り方を変えられる。Active Sleep BED 24万円~(マットレスは別売)/パラマウントベッド
岡島 義(おかじま・いさ)

東京家政大学 睡眠行動科学研究室 准教授/公認心理師・専門行動療法士・産業カウンセラー
著書に『認知行動療法で改善する不眠症』(共著・すばる舎)、『不眠の科学』(編共著・倉書店)など。

写真=iStock.com

籔 智子
ライター