作り置き、キャラ弁、温めなおしを手放す

この3つも料理の思い込みが多いポイントです! それぞれ解説していきますね。

1.作り置き

専用のレシピ本などたくさん出ていますが、私は基本的に作り置きはしません。まず、作り置きをすることで休日の貴重な時間がつぶれがち。溜まった家事は休日にするとしても、次の週のための時間まで割くとなると、子どもとの時間が少なくなってしまいませんか? 貴重な子どもとの触れ合いを、そのために失いたくなかったんです。

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その他、日持ちさせるために味付けが濃くなること、似たような味付けや色のものが増えることもあまり好きではなくて……。

さらに、なんといっても悲しいのが、手間をかけたわりには「また?」と家族が残すことが多く、結局自分で食べるか処分になること。実は効率が悪かったりします。

その代わり、旬のもの、新鮮なものをシンプルに食べることにしました。そのほうが料理の手間は、作り置きよりも省けます。手間なし、かつ美味しくて、色も鮮やかです。

手間をかけずに生で食べられる野菜はたくさんあります。カリフラワー、アスパラ、そらまめなども試してみてください。ちょっといい塩やドレッシング、マヨネーズ、味噌を 用意すればそれだけで一品に。 調味料に少しこだわって、旬のものをいただけば、おいしく簡単におかずになるのです。

2.キャラ弁

キャラ弁はとにかく時間がかかる上に、細かな作業で食材にたくさん触るため、実は不衛生。子どもが喜ぶからといって頑張るのをやめましょう。 時間をかけてキャラ弁を作っていることが愛情のバロメーターにはなりません。 シンプルなお弁当で、愛情いっぱいです。

3.温めなおし

温めなおしをやめようというのは、冷たいままで食べるということではなくて、家族のバラバラな生活に対応して台所に立ち続けなくていいという意味です。

「シャトルシェフ」などの保温調理器具を使って、食事時間の違う家族がいても、温かいものを食べられるように仕組み化しておくのがおすすめです。

「勝手に食べればいいというのは冷たすぎないか」と言う人もいます。違うんです、食べている人の向かいに座りましょう。

台所で忙しく立ち働きながら、家族を一人食卓に座らせるよりも、自分でごはんや味噌汁をよそう家族と一緒に食卓につき、その日のできごとを話す。

調理を手放すということは、こうした時間を手に入れるということでもあるのです。

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ももせ いづみ(ももせ・いづみ)
時短生活ガイド

暮らしを楽に、豊かにする情報を発信する生活コラムニスト。子育てをしながらフルタイムやフリーランスで働いてきた経験をもとに、忙しくてもすっきりと豊かに暮らすアイデアを発信し続けている。豊富なアイデアは男女、年代を問わず支持され、メディア取材や本の執筆、講演活動などで幅広く活躍中。著書多数。