SNSの幸せそうな様子、実は……

最近は、ある場所でマニック・ディフェンサーをよく見かけますね。

その場所とはSNSの中です。

あなたの周りでもSNSの中で、たくさんの友人の写真をアップして、毎日が充実した時間であるかのようにアピールして明るく楽しんでいる人や、恋人が高学歴でルックスもよくて、二人の関係もラブラブである写真を投稿して、自分の幸せを過剰に強調している人はいませんか。

こういった人たちは、自分ではなく他人の力を借りることで、なんとか自分の中にあるコンプレックスを隠している、立派なマニック・ディフェンサーと言えるでしょう。

マニック・ディフェンサーと多くの時間を過ごすことを、あなたにはおすすめしません。

他人の感情を敏感に察知したり、雰囲気に流されやすい性格であれば、相手の葛藤の中にあるネガティブな感情に引っ張られてしまい、しんどくなるからです。

マニック・デイフェンサーの見分け方

では、実生活においては、どのようにして、相手がマニック・ディフェンサーかどうかを判断すればいいでしょうか。

実は、その判断は難しくありません。

その人と一緒にいて、「あなたがどのように感じたか」という点が全てになります。

まず一緒にいた時に、どこか自分の居場所がなくて落ち着かなかったり、手持ち無沙汰な感じでそわそわするような感覚になるならば、その時点で、相手があなたにとってプラスに働く存在とは言えないでしょう。

さらに、一緒にいる時間は楽しくて、心地よく過ごせたとしても、家に帰って一人になった時、どっと精神的に疲れたと感じたり、「あの人と一緒にいる意味があるだろうか……」と少しでも疑問に感じたりしたなら、そのような相手こそがマニック・ディフェンサーの可能性が高いと言えます。