次の相談は「子育て中はキャリアアップをあきらめるべきでしょうか」というもの。これには、自身も子育て中のアイスタイル取締役山田メユミさんが回答。子育て中であっても憶することなく、昇進したいのであればそのことを上司にしっかり伝えるべきという、前向きで背中をそっと押してくれるような内容でした。
「育児中に昇進したい女性がすべきこと3つ」
取材する編集者として印象的なのは、どの役員も自分の事のように親身になって答えを絞り出してくれること。みなさん、相談者さんには悩みを糧に将来リーダー的な存在になってほしいと思うからこそ、真剣に向き合ってくださいます。
つらかった経験をさらけ出してくれる役員も
「上司の厳しい指摘でモチベーションが下がっている」という悩みに答えてくれたのは、ロート製薬取締役の力石正子さん。過去に何度も「もう最悪!」と思うような経験をしたことを明かし、つらいことがあっても回復できる、柔らかくしなやかな心を持つことの大切さを説いてくれました。もちろん、回復が必要なときに起こすべき行動も具体的に紹介されています。経験に基づいたお話だからこそ納得感があり、解決方法も実践的です。
「弱点を叩く上司とどう折り合いをつけるか」
かつては同じようなことで悩み、葛藤し、今は役員として活躍する大先輩からのアドバイスは、私たちに力をくれます。
そして、皆さんが抱えている悩みを「プレジデント ウーマン」で共有していただくことは、自分のためになるだけではなく、他の多くの悩める女性にも役立つはずです。編集部ではそんな仕組みがつくれたらいいなと考えています。
女性役員に聞いてもらいたい相談、大募集!
相談するには会員登録が必要です
【応募方法】
キャリアのこと、プライベートと仕事の両立のこと、人間関係のこと……。現在直面されている課題を可能なかぎり、具体的にお書きください。いただいたご相談の中からいくつかを編集部が経験豊富な女性役員に届け、記事にまとめます。なお、お送りいただいたお悩み部分については、元の文章の趣旨を変えない程度に編集、調整させていただくことがございますので、その点はご了承ください。
【掲載時のお名前について】
記事には、ニックネームとご年齢、業種、ご役職を掲載します。業種、ご役職、ご年齢を必要とするのは、読者の方に質問の背景を知っていただくためです。