自分の腸内にいる菌の種類や割合、太りやすさまでわかる「腸内フローラ検査」を体験。今後の「腸活」のモチベーションへとつながった。

腸を制するものは美と健康を制す!?

毎朝ヨーグルトを食べて「腸活」を意識してはいるものの、果たして自分の腸内はどのような状態になっているのだろうか? 素朴な興味から、腸内フローラ検査を受けてみることにした。

※写真はイメージです(写真=iStock.com/RyanKing999)

腸内フローラを直訳すると「腸内のお花畑」。腸内には100兆~1000兆個もの腸内細菌が存在し、顕微鏡で見ると種類ごとに群生している様子がお花畑のように見えることから、こう呼ばれる。この腸内フローラのパターンは人によって異なり、そのバランスがくずれてしまうと、太りやすくなったり、肌の調子が悪くなったりすることもあるという。また、腸には免疫細胞のおよそ7割が集中する。腸をいい状態に保つことは、健康を保つうえでも不可欠なのだ。

今回体験したのは、うんち記録アプリ「ウンログ」が提供する腸内フローラ検査「キンログ」(1万8000円/税別)。自宅で便を採取し、郵送するだけで、自分の腸内フローラを詳しく知ることができるというもの。

Webで申し込みを行うと検査キットが郵送されてくる。

検査は簡単。採便して食生活アンケートに回答するだけ

検査の流れはこのとおり。

Webから申し込み

送られてきたキットで採便し、返送する

食生活など生活全般についてのアンケートに回答する

結果がWebにフィードバックされる

検診などで使う検便キットに少量の便を採取するだけ。

普段はお通じ良好のライターNだが、採便をしたときは珍しく便秘気味。せっかくなら万全の状態で行いたかったが……。決して良好とは言えないカチカチ便を採り、郵送した。

採便が済んだら、食事・運動・睡眠などの生活習慣についてのアンケートに答える。食生活についてのアンケートがかなり詳細で、食材ごとに食べる頻度や量を回答していくのだが、普段食べているものが偏っていることに気づかされる。ヨーグルトやチーズなどの乳製品は好んで食べているが、海藻類やキノコを食べる頻度は低い。また、タンパク質は肉に偏り過ぎていた。普段の食生活を振り返る、いいきっかけになった。

約3週間後、リポートが送られてきた。