香港での豪華すぎるイベント

また、2018年11月に香港で行われた世界で最も有名なオークションハウス、クリスティーズのオークションに前夜祭から参加しました。

そんなクリスティーズで最大規模の香港オークションは、年2回(例年、5月と11月)ほど行われ、計6日間で会場には約5万人が来場します。オークション開催中は誰でも無料で入場することが可能なので旅行がてら雰囲気を味わうのも手でしょう。

前夜祭から参加したのですが、東洋美術史上最高額の約68億円で落札された水墨画、世界一大きなサファイアや、巨大なダイヤモンドのネックレス、超高級時計、見たことがないほど大量のエルメス・バーキンコレクション(その多くはクロコダイルなどのレア物や超高級品)のほか、ピカソやモネ、ゴッホなどの有名絵画も勢ぞろいし、圧巻の光景でした。

サザビーズやクリスティーズのオークションは、自分には関係ないと思っている人も多いですが、クリスティーズのオークションの場合は高いものばかりではなく、下は約2万円から上は数百億円まで幅広く取りそろえているようです。世界10都市で1年間に約80回以上のカテゴリーで350回以上オークションが行われ、昨年の売り上げは過去最高の7兆円だったようです。

昨年の落札記録によると、絵画で約508億円、不動産で約406億円、宝石で約80億円、時計で約20億円、バッグで約4000万円、ワインで約3000万円(1ダース)などといった記録が残っています。最近は、ヴィンテージの時計やワインなどに人気が集まっているようです。

衣装は無理せず、パーティー参加の敷居は低い

さて、パーティーに欠かせない華やかなドレスもあちこちのモールで安く売られています。知人は日本でレンタルをして衣装を調達したのですが、海外で購入すればよかったと言っていました。国によってファッションのトレンドも異なり、シンガポールや香港などでは赤やゴールドなど華やかな色も好まれます。

装いは男性の場合、ビジネススーツ、女性の場合は膝上のワンピースを着ている人もいて、無理のない衣装で参加する人も多く、敷居は低いのです。パーティーとは言わなくても、まずはイベントから気軽に参加してみてもいいかもしれませんね。

写真=iStock.com