▼会計&会社の数字を頭に入れる9冊
▼初級
『「数字」が読めると本当に儲かるんですか?』古屋悟司、田中靖浩〈案内人〉
ネットショップ経営に苦労する主人公が、経営改善していくストーリー仕立て。「管理会計の基本を学べます」●日本実業出版社/1400円
『世界一やさしい決算書の教科書1年生』小宮一慶
有名企業の決算書を使いながら、決算書の基本的な読み方を解説。「決算書入門編として非常にわかりやすく、おすすめの本です」●ソーテック社/1380円
『一生使えるエクセル仕事術』望月 実、花房幸範
「ミスを少なく仕事を早く終わらせる技術、センスを感じさせる資料作成の技術等、数字の管理に役立つエクセルの仕事術が身につきます」●CCCメディアハウス/1800円
▼中級
『MBAより簡単で英語より大切な決算を読む習慣』シバタナオキ
「決算書からECビジネス、FinTechビジネス、広告ビジネス等のビジネスモデルを分析。数字から企業の現状を比較する力が養えます」●日経BP社/1800円
『ざっくり分かるファイナンス』石野雄一
「会計と財務の関係、キャッシュフロー計算書の読み方、お金の時間価値などがファイナンス初心者向けに丁寧に解説されている本です」●光文社新書/720円
『外資系投資銀行のエクセル仕事術』熊野 整
「コミュニケーションを円滑にする見やすい表の作り方、計算ミスを少なくして仕事を早くする技術などが満載。エクセルをより使いこなしたい人に」●ダイヤモンド社/1700円
▼上級
『武器としての会計思考力』矢部謙介
「会社の実態は決算書に表れます。この本は『会計の数字を使って経営の現実を読み解く力』と『会計の数字を使って経営の現実を変える力』を伝授してくれる一冊です」●日本実業出版社/1700円
『道具としてのファイナンス』石野雄一
「本書とKindleで販売されている問題集に真剣に取り組めば、エクセルを使って仕事に使えるファイナンスをマスターできます。財務部門で働けるくらいの力がつきます」●日本実業出版社/2400円
『外資系金融のExcel作成術』慎 泰俊
「レストランチェーンのケーススタディーを使い、財務モデルを作成します。これをひと通りやると、数字のシミュレーションに自信が持てますよ」●東洋経済新報社/1800円

※本はすべて税抜き価格

望月 実
公認会計士
立教大学卒業後、青山監査法人(現・PwCあらた有限責任監査法人)に入社。監査、株式公開業務、会計コンサルティング等を担当。2002年に独立し望月公認会計士事務所を設立。http://ac-intelligence.jp/