応援したい会社が見つかると、楽しくなる

――投資は楽しいですか?

【水沢】私は女子会で情報交換をするのがめちゃくちゃ楽しいですね。損をしたときもネタにして盛り上がれば、“また頑張ろう”って気持ちになりますし。

写真=iStock.com/Deagreez

【新井】私は応援団の気持ちで投資できる会社が見つかったときにうれしくなるかな。たとえば、工作機械関連の事業を展開しているファナックもその1つです。15年に株価が急上昇したのですが、その後、一気に下落しました。しかし、株主総会に行って経営者の話を聞いて、有望な会社であることは確認していましたので売られすぎだと感じました。なので応援団の気分になって、下がるたびに買いましたね。私はFX(外国為替証拠金取引)には投資をしていません。“なぜ株式なんだろう”と考えると、その先に人が見えるからだと思います。ちなみにファナックはその後、1単元(100株)300万円ぐらいまで上がったので、すべて売却しましたけど。

【吉田】私はちょっとムッツリですけど……。

【八木】ムッツリ?

【吉田】価格が動くのを毎日見てニヤニヤしているんですよ。

【八木】たくさん持っているとチェックするのも大変じゃないですか?

【吉田】「マネーフォワード」というアプリで家計管理しているので、証券口座もビットコインもソーシャルレンディングも一元管理できるんです。自分の資産が増えたのか減ったのかがデイリーでわかるので“フフ、増えている”とか思ってニヤニヤ。さらに何が増えているのかを確認してニヤニヤ。ニヤニヤポイントがたくさんあるんです。

【水沢】えー(笑)。

【八木】私なんて残高を見てちょっと増えていたら「今日は飲んじゃおう」とか、目先のことばかり考えちゃうなあ。