月3万円でちょっぴり積極投資

余裕のある人は投資額を増やしてもOK。組み合わせ投資なら効率的に増やせます。

毎月3万円を投資に回せるのは収入にかなり余裕のある人でしょう。ある程度の投資経験があるなら、投資信託を自分で組み合わせて投資する方法がおすすめです。

株式型に6割/株式型ファンドを6割組み入れて年3%程度の利回りをめざします。外国株型と日本株型を50:50の比率に。
債券型に4割/債券型ファンドの比率が多いほど運用全体の安定性が高くなります。外国債券型と日本債券型を50:50の比率に。

組み合わせるのは日本株型、外国株型、日本債券型、外国債券型の4つのインデックスファンド。インデックスファンドは、特定の指標に連動する投資信託で、信託報酬が安いのがメリットです。

株式型と債券型の比率は60:40で、やや積極的な運用です。株式型のうち日本型と外国型の比率は50:50、債券型も同様です。これで年3%の成果をめざします。

税制優遇制度を使う場合、つみたてNISAでは株式型しか扱っていないので、債券型はiDeCoを利用します。

投資に慣れていない人は、全額をバランス型の投資信託にしてもOKです。

▼おすすめの株式型ファンド
(外国株型)
【野村つみたて外国株投信】
・運用会社/野村アセットマネジメント
・積立窓口/楽天証券、SBI証券(いずれもつみたてNISA対応)
【楽天・全世界株式インデックス・ファンド】
・運用会社/楽天投信
・積立窓口/楽天証券、SBI証券、マネックス証券(いずれもつみたてNISA対応)
(日本株型)
【(購入・換金手数料なし)ニッセイTOPIXインデックスファンド】
・運用会社/ニッセイアセットマネジメント
・積立窓口/楽天証券、SBI証券(いずれもつみたてNISA対応)
【eMAXIS Slim国内株式インデックス】
・運用会社/三菱UFJ国際投信
・積立窓口/楽天証券、SBI証券、マネックス証券、カブドットコム証券(いずれもつみたてNISA対応)
▼おすすめの債権型ファンド
(外国株型)
【たわらノーロード 先進国債券】
・運用会社/アセットマネジメントOne
・積立窓口/楽天証券(iDeCo対応)
(日本株型)
【たわらノーロード 国内債券】
・運用会社/アセットマネジメントOne
・積立窓口/楽天証券(iDeCo対応)

▼買ったらず~っと、そのままでいいの?
バランス型の場合は、株式と債券の比率が一定になるよう運用するので何もしなくてOK。一方、自分で組み合わせる場合は、だんだん比率が変わってきます。何年かに1度は一部を売買して比率を調整(リバランス)してください。