知らないと損する最新「メールのルール」

基本的な報・連・相や、打ち合わせの後の確認の連絡にはメールを使おう。連絡の基本となるメールだからこそ、過剰に形式ばらず、かといって省略しすぎないバランスが大切。多すぎず少なすぎず、伝わりやすい文面にするのがベスト。意外と手を抜きがちな「件名」が、相手の印象を変えているかも!

メールを使うのはこのとき!
基本的な報・連・相、打ち合わせ後の確認の連絡

1:件名
検索を前提に
件名は後で相手が検索することを意識して。社名と用件がわかるように書こう。

2:宛先
ccを入れすぎない
アリバイづくりでたくさんccを入れる人がいるが、ccは最小限に。本当に必要な人だけ入れよう。

3:書き出し
あっさりと!
時候の挨拶は不要。社名と名前を名乗って、日ごろのお礼だけさらりと。

4:内容
簡潔がベスト
報・連・相の中身や伝えるべきことを簡潔にまとめよう。話しにくい内容でも、回りくどさは禁物。

5:まとめ
「いつまでに」がマスト
書き忘れる人が多いのが期日。返事が欲しいなら「いつまでに」と具体的に書くのがマナー。

6:署名
必ず名前と連絡先を
名前だけ書いて送る人も多いが、署名は名刺と考え、連絡先もきちんと入れよう。

▼よくある疑問Q&A
Q:間違えた内容を送っちゃった!
A:【訂正】とつけて即メールを

メールの内容に間違いを見つけたり、添付資料をつけ忘れたりしたときは、件名に「【訂正】(または【再送】)+同じ件名」とつけ、「先ほどお送りした内容に誤りがございました」などと書いたメールを送ろう。相手のメールボックス内で連続するように、気づき次第メールすること。
Q:伝えたいことが盛りだくさん!
A:1メール1用件で!

長々と書かれたメールでは、用件がぼやけがち。1つのメールに1つの用件を入れるようにしよう。メールを重ねる場合は、先のメールに「○○については別メールでお送りします」、2通目に「度々のメールで失礼します」などと書く。1メール1用件なら、件名で内容を的確に表せる。Q:メールだと会話しにくい……
A:互いのルールを尊重しよう

メッセンジャーやLINEなどSNSを連絡のツールとして絶対に使わない人というのは一定数いるもの。使いたくないという人に使うことを強いるのはマナー違反。「この人とはメールでやりとりする」と割り切ろう。メールも書き出しや署名などに慣れれば気軽に使うことができる。
Q:メールが見つからなくなる!
A:スレッド機能でまとめないで!

メールが見つからなくなる一因が、メールの一連のやりとりをまとめる「スレッド」機能。これを利用しなければ、すべてのメールが時系列で並ぶので見つけやすくなる。ある人とのやりとりだけを見たい、ある件名での流れを見たいというときは、検索をかければ一発で並べられる。