段取り&ムダ取り2:自分の行動のログをとる

一日をデザインする際に役立つのが“記録”すること。

「スケジュール帳の横に“実際はどうだったか”という記録を残すといいですよ。ログをとることで、自分が普段どんなふうに時間を使っているか把握できます」(木村さん)

スケジュールとログを比較してみると、予定通りにいかないことの多さに愕然(がくぜん)とするはず。でも記録を続けることで、「この仕事は3時間で終わると思っていたのに、4時間かかっている」と、正確な所要時間が見積もれるように。「午前中は快調だが、午後はダレる」といった自分の癖もつかめ、効率のいいスケジュールが組めるようになります。

イラスト=Qoonana

▼スキマ時間にやることを決めておく(※1)
ログをとると個々の作業の所要時間が判明。「5分あれば電話ができる」というように日頃から“◯分でできる仕事”をリストアップしておき、スキマ時間を有効活用。

▼突発的な仕事に対応する時間を入れ込んでおく(※2)
ログをとれば不測の事態の発生頻度や処理にかかる時間もわかってきます。木村さんは12分×5回分の突発的な仕事への対応時間を事前に抑えているのだそう。

▼自分の癖を知り、スケジューリング
ログをとることで、自分の調子のいい時間帯がわかってきたら、それに合わせた予定を立てるのが◎。
たとえば……
午前は調子がいいけど、午後はダレてしまう
▼改善!
午後に、好きな仕事、ボーッとしてもできる仕事を入れる

▼「Toodledo」で自分の特徴を把握、最適のスケジュール&To Do管理ができる!(木村さんオススメ!)

【Toodledoのここがすごい】
やるべきことに期日やタグ(顧客名など)を割り振ることができる
今日やるべきことをタイムリーに提示
個々のタスクにかかった時間の計測ができ、予定をこなせなかったときの原因分析に便利
目の前のことに集中できる
タスクを片付けるごとにチェックボックスをクリック。達成感が味わえる
タスクに情報を書き加えて管理ができ、マニュアルやチェックリストとしても活用可能