やりたい仕事が今の会社で実現しそうにないのなら……転職に加えて「起業」という選択肢も。本業として事業を起こす、本業をキープしたまま副業を行うなど、起業にはいろんなパターンがあります。あなたに合った起業法が見つかれば、起業家デビューも夢じゃない!

そもそも「起業」ってなんですか!?

「起業」とは、カンタンに言ってしまえば新しく事業を始めること。しかし、起業の方法も取り組み方もさまざま。例えば、その事業で生計を立てていきたいのならそれなりの稼ぎを得られる働きが必要であり、片手間にお小遣い程度に稼ぎたいと考えるなら、副業にすればよい。どちらの働き方も「起業する」という意味では同じ。これらの違いは「リスクをどう取るか」という点にある。組織に属した会社員なら困難に遭遇しても会社が守ってくれ、毎月決まった給料が約束されているが、起業家となれば経済的な不安は常につきまとう。

また事業成功の可否が事業存続の可否にすぐさま結びつく。そういったリスクをどの程度まで引き受けられるかが事業規模の大きさの違いになる。リスクが低く、いつでもその事業から身を引ける状態でいたいのなら、プチ起業や副業を。事業ネタに絶対の自信があるなら、個人事業、または法人化して勝負に出てもいい。事業ネタはないが独立したい……、そんな人には代理店業務やフランチャイズシステムを利用すれば失敗リスクを小さくすることも可能。「なぜ起業したいのか?」を明確にすれば、何をしたらいいのかが見えてくるはず。