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読売テレビの人気番組「上沼・高田のクギズケ!」に、上西小百合議員が出演した。

「力量っていうのかな。誰かを助けるんだという容姿を持っていない。あなたは誰かに助けられる容姿よ。そこを改めてもらいたいの」。とある関西のベテラン女性司会者が、浪花のエリカ様と呼ばれる女性衆議院議員に対して番組中で激怒し、辞職勧告をしたという記事だった。「私は、今はちょっとお辞めになった方がいいと思います。また何かを身に付けて、お出になるべきやと思うんですね。それじゃないとちょっと卑怯ですよ。当たり前のように、自分は正しいと思い過ぎています。その高慢ちきが顔に出ています」。

その女性司会者ほどの百戦錬磨の闘士はちょっと他に見当たらないだけに、彼女の「誰かを助ける容姿、誰かに助けられる容姿」という言葉は胸に刺さった。あれくらい人間(じんかん)に生きて世にもまれると、顔を見た瞬間に分かるもの、伝わってくるものがそれはあるだろう。私はどうだろう、誰かを助けられる容姿になっているだろうか。確かに骨格はデカイし安定感あるし、背中も広いよ。でも高いところに手が届くとか、家に害虫が出ても結構泰然として退治するとか、そういうことじゃないんだろうなぁ、「誰かを助ける」って。

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「浪花のエリカ様」こと、上西小百合議員は1983年生まれの32歳。

浪花のエリカ様は、まだ30代に入ったばかり。これからの活動次第でいくらでも人間の顔は変わる。そう、女の顔は変わる。だから若き日の容色の良さはいつか褪せ、さすがに40くらいにもなると、どんな生き方をしてきたか、どんな考えを持ち、どんな1日24時間×365日を積み上げてきたかが、全部如実に顔に出るのだ。きゃあ怖いわ、ストレスで歯ぎしりしてほうれい線や眉間のシワを深く刻んでる場合ではないわ……。