「大きな図が描けたら、要所要所で根拠や数字、グラフや表などを足していきます。まずは森を描いて、少しずつ木を足していくイメージですね」
ビジネスは、全体像をつかむことが大事。37歳のとき、当時の上司をまねて始めたこの習慣のおかげで「木を見て森を見ず」ということがなくなった。部下たちにもこの方法を徹底させる。ちょっとしたことでもホワイトボードや紙切れに描きながら説明し、相談に来たときには「描いてみて」が口癖だ。
「お互いの理解が深まり、コミュニケーションミスが減りました。絵が役立っているようです」
■好きなことば
有言実行
■リラックスするとき
子どもと夕ごはんを食べているとき。週1回通っている空手の時間。
■朝ごはん
パン、卵料理、ヨーグルト。足りないときは会社でもう1回食べる。
■好きなくつ
「銀座かねまつ」。ヒールは、背筋がスッと伸びる6cmが定番。
テクノロジーサポート営業本部第三営業本部長。年間数百億円の事業規模のビジネスを行うセールスチームをリード。1990年入社。39歳でマネジャー職に就き、2012年より現職。2児の母。45歳。
撮影=邑口京一郎