モデル、女優 鈴木ちなみさん

1989年9月26日生まれ。岐阜県出身。CX「めざましどようび」の「～TOP OF THE WORLD～」レギュラー出演。講談社「with」レギュラーモデル。CM出演多数。学研パブリッシング「月刊FYTTE」連載中。DVDに『鈴木ちなみのTOP OF THE WORLD』、ファースト写真集『ちなみに…』など。特技は書道、新体操。2013年、映画『永遠の0』に出演。本年度の伊藤忠のカレンダーでは和服姿も披露している。ブログは「ちなみのヨリ道」。

 

これまでに行った海外は20カ国以上になりますね。外国にいるときはその土地の気候や暮らしに合った食事を味わって、帰ってきたら思いっきり和食を楽しむようにしていますが、やっぱり日本の和食はおいしいです。

そんなときに行くのが「酒肴みうら」です。窮屈感がない広々としたカウンター、木の香りがする和の雰囲気にリラックスできるし、炭火で魚を焼いてくれるのも嬉しいですね。私、料理をしている人の姿を見るのが大好きなんですよ。

ここは大人の静かなお客さまが多いので、たぶん私が一番年下のお客かもしれません。いつも必ず頼むのは、旬の魚の炭火焼きとポテトサラダ。お酒はあまり飲めないので、いつもお茶をいただきます。

名古屋の高校時代から、ときどきみそかつを食べに通っていた「矢場とん」には、今でも東京で味噌が恋しくなったら行っています。ロースかヒレという選択肢もあるし、キャベツも盛りだくさん。どて煮や定食についている赤味噌の味噌汁にも、ほっとしますね。

普段は家でのんびりご飯を食べることが多いです。焼きそばをつくったり、一昨日はトマトを使って本格的なミネストローネをつくりました。

今はCXの「めざましどようび」の海外レポートのロケを中心に仕事をさせていただいています。実際にやらせていただいて、コーナーのテイストがすごく自分に合っているなと感じています。私が見たり体感したことを、私らしく表現させてもらっています。ロケに行くのはカメラマンとディレクターと私の3人。現地のコーディネーターと合流して一緒に回ります。メークも衣装も全部、自分でやっています。

海外では、健康でないと楽しくお仕事ができないので、体調や風邪には十分に気をつけています。暴飲暴食を避けて、朝はフルーツをたくさん食べて、できるだけ火を通した温かいものを摂るようにしています。それが元気に旅をする秘訣かな。そして、その国の言語で「ありがとう」と「おいしい」という言葉は絶対に覚えるようにしています。初めて会う、言葉も通じない相手に、短時間で警戒心を持たれずに親しく接するわけですから、ものすごく度胸はつきましたね。

今は雑誌モデルや海外レポートが中心ですが、将来的には女優のお仕事も頑張っていきたいと思っています。海外ロケの合間、テレビドラマを観たり、移動中の機内でも映画を観たりして、楽しみながら勉強しています。いろんな国々を旅していることも、女優のお仕事をするうえで、いつかきっと役に立つと思います。そのためにも、訪れた国々で感じる匂いや色彩、音などをたくさん意識するようにしています。