※本稿は、とあるコンサルタント『仕事が速い人がいつも頭においていること』(サンマーク出版)の一部を抜粋・再編集したものです。
頭の回転が速い人がやっている「ちょっとしたズル」
会議やミーティングで、上司や取引先から「●●について、どうすればいいか、何かアイデアある?」と尋ねられたとき、「●●は▲▲だから、■■して◆◆するといいんじゃないでしょうか」とパッと即答できたら、実に格好いい。
相手にとって有益な答えをさっと出せる人は、社内外の評価もうなぎ登りだ。
こうした思考の瞬発力は、頭の良さの一カテゴリである。
では、その思考の瞬発力は何で構成されているのか。
2 発言内容の精度
この二つが評価対象になっていることが多いように思う。順に見ていこう。
回答を「し始める」までの速さは、実はちょっとだけズルができる。
思考の瞬発力は、相手が話し終えてから、こちらが喋り出すまでの時間で計測されることが多い。
逆にいえば、相手が喋り終わってすぐに喋り出しさえすれば、その計測の上ではズルができてしまうのだ。
回答の前に置く“7文字”の言葉
「要するに~」と言って要約を始めるのもいいし、それが難しければ相手の質問をオウム返しにしてもいい。
あるいは「いい質問ですね」と言って間をつなぐのでもいい。とにかく、すぐに口を開くのが肝心だ。そして、喋りながら考え、話を組み立てていく。
その場で組み立てるのが難しければ、あらかじめ考えておいた話に接続するだけでもいい。事前にネタをいくつか仕込んでおけば、つなぐ先のバリエーションも増えていく。
政治家などの話がうまいとされる人は、たいていこの「即レスしているように見せかけて、考える時間を稼ぐ」テクニックのバリエーションが豊富だ。
ネット上の動画などもテクニックの参考になる。
テクニックを覚える→相手の主張を受け止める→それにすばやく対応する。
この武道のような一連の技術を習得すると、周りから「頭がいい」と評価してもらえるようになる。