6時間未満、9時間以上は死亡リスク高
成人の場合、睡眠時間が6時間未満の人は、7~8時間の人に比べて、死亡リスクが高まる結果が出ています。一方で、9時間以上の場合も、死亡リスクが高まる、という報告があります。
40~64歳を対象に「寝貯め」の効果を調査したところ、平日6時間未満の人が、休日に寝貯めをしても、死亡リスクはかえって高まる結果になりました。
寝すぎは、夜中に目を覚ます回数を増やし、睡眠の質を下げてしまうデメリットもあります。毎日の規則正しい睡眠習慣こそが大切だと考えましょう。
ただし眠れないときはしかたありません。あまり神経質にならず、布団の中で読書などをしてもよいでしょう。就寝時間が近づいたら、部屋の光量を落とし、気持ちを静めるのも1つの方法です。
昼寝は夜の睡眠の質を下げる
睡眠は、7時間くらいが理想ですが、時間だけでなく質も大事。中年を過ぎると、夜中や早朝に目が覚めてしまうことも多くなります。加齢によって眠りが浅くなるのは自然の変化とはいえ、熟睡するためには、規則正しい生活を心がけ、同じ時刻に寝るようにしましょう。朝に日光を浴びるのも効果的です。
昼寝は疲れをとるためにはよいものですが、注意も必要。少し寝ることは頭をすっきりさせる効果がありますが、寝すぎると、夜の睡眠の質が下がるからです。どうしても眠いときは、15分だけ寝るくらいに。夕方4時以降の昼寝は夜の睡眠の質を下げるので控えましょう。眠らず、椅子に座ったまま目をつぶっているだけでも、目から入る情報が減り、十分な休息になります。
熟睡するために避けたほうがよいのは、寝る前の食事。胃が活発に働き、脳も休まりません。
寝る直前までテレビを見たり、パソコン作業をしたりすることも睡眠の質を下げてしまいます。光で脳が刺激されてメラトニンという睡眠ホルモンの分泌が抑えられてしまうからです。
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