気品と品格を醸し出す「座り方」

そして見落とされがちなのが、「座り方」の美しさです。

長尾沙也加『美容ドクターが教える 一生使えるきれいのToDoリスト』(KADOKAWA)
長尾沙也加『美容ドクターが教える 一生使えるきれいのToDoリスト』(KADOKAWA)

ミセスコンテスト出場者は、ステージ上だけでなく、面接やフォトセッションなど「座っているとき」の姿勢も評価されます。椅子に座るときは深く腰掛けすぎず、背もたれに頼らず、骨盤を立てて浅く座ると、背筋がまっすぐに。両膝を閉じて足を揃える姿勢は、それだけで気品と品格を醸し出します。

立つ、歩く、座る。どの瞬間も、体の「軸」が通っているかどうかが、美しさの差を決定づけます。それは一朝一夕で身につくものではありませんが、意識を続けるだけで確実に変化が訪れます。コンテスト出場者たちは、何気ない廊下の移動や駅の階段でも、一歩一歩を丁寧に歩みながら、自分自身をコントロールしています。

どんなに忙しい日々の中でも、1日3分、立ち姿に向き合い、歩き方に意識を向けてみること。それは、外見を整える以上に、あなた自身の「あり方」を整える行為です。

長尾 沙也加(ながお・さやか)
美容皮膚科医、THE ROPPONGI CLINIC代表

美容皮膚科医。東京・六本木&恵比寿「THE ROPPONGI CLINIC」(ザ六本木クリニック、通称ザロク)代表。これまで美容に1億円以上をかけた“美容中毒ドクター”。日本抗加齢医学会専門医、日本医師会認定産業医、日本化粧品検定特級コスメコンシェルジュ、一般社団法人分子整合栄養医学普及協会 第3期分子栄養学講座終了、Advanced Regenerative Dermal Filler Course(米国再生注射資格)。著書に『一生使えるきれいのTODOリスト』(KADOKAWA)がある。