分析のコツは「過去問を“横”に見る」

具体的な過去問分析の仕方を紹介しましょう。

出題の傾向をつかむためのポイントは、過去問を「横」に見ることです。

「横に見る」とは、2026年、2025年、2024年……といった具合に1年ずつ遡り、年度ごとに問題の同じ箇所――たとえば算数の「大問1」など――だけを見比べることです。

すると、「算数の大問1は(3)に必ず逆算が出ているな」「国語の最後の大問は文学史が出ているな」と、その学校がどんな種類の問題をどんなふうに構成しているのか、特徴が見えてきます。

さらに、「国語の大問3では毎年『韻文』が扱われているけど、去年は俳句、その前は詩、その前は短歌、その前は俳句、その前は詩……じゃあ今年は短歌だ!」といった具合に、出題の流れから予想を立てることもできます。

この使い方は、理科の4分野(物理・化学・生物・地学)の出題整理においても効果的です。

親子一緒にゲーム感覚でヤマを張る

後者はいわば“ヤマを張る”ことですが、みなさんの中にも、高校のテストや大学受験の勉強でヤマを張ったことのある人はいるのではないでしょうか。

「今回のテストはこの問題が出るだろう」と、当たりをつけて集中的にそこを勉強するのは、時間が限られたなかでの作戦としては悪くありません。そして、実際にそれが出たら、「よっしゃ!」と嬉しくなりますよね。

中学受験の過去問の分析も、そのような感じで、ぜひ子どもと一緒に楽しく分析してほしいのです。当たるか当たらないかわからないゲームのような感覚は子どもの大好物ですから、きっと喜んでやってくれるはずです。

あまり堅苦しく考えず、子どもと一緒に気負わずに取り組んでみてください。

家庭教師
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