女性皇族の身分保持は7割が賛成
これに対して、未婚の女性皇族がご結婚後も皇族の身分を保持される案については、上記と同じ調査で、以下の通り。
賛成が7割前後で、反対は2割に達していない。
国民がどちらを支持しているかは、一目瞭然だ。
ちなみに女性天皇について、これまでの各種世論調査で賛成は6〜9割だった。
主要4新聞も養子案に批判的
さらに、主要4新聞が養子案に批判的な論調で足並みをそろえた。この事実も、見逃せない。
読売新聞は次のような社説を掲げた(6月9日配信)。
朝日新聞の社説は「養子案には疑問が残る」というタイトル(同日配信)。その中で、次のように批判している。
日経新聞の社説も疑問を提示した(6月10日配信)。
そもそも旧宮家の子孫と言っても、生まれた時から一般国民の人たちである。それが突然皇族になり、さらにその息子が天皇になる。そうした仕組みが広く受け入れられるのか、養子案にはなお疑問が残る」
毎日新聞は次の通り(6月11日配信)。
おことばは疑義を呈されている
保守系とリベラル系という、政治的なスタンスを異にする新聞各紙が、そろって養子案を批判した事実は軽視できない。
先に述べた世論調査の結果とともに、養子案はとても「国民の理解」が得られているとは言えない実情が浮かび上がる。
こうした客観的な事実に照らし合わせると、天皇陛下のおことばのメッセージ性は明らかだろう。養子案に対して、ストレートな表現はもちろん避けつつ、ほぼ誤解の余地なく疑義を呈された形だ。