鼻づまりが「認知症」を引き起こす理由

鼻が悪ければ嗅覚が落ち、それは認知症の危険因子になります。なぜなら、嗅覚を司る脳の部位は、記憶や感情を司る海馬や扁桃体などと密接に連携しているからです。また、アルツハイマー病で脳に蓄積する異常タンパク質(アミロイドなど)は、嗅覚を処理する脳の領域で早い時期から見つかります。つまり、鼻が悪いとアルツハイマー病になる可能性が高まるのです。

また、蓄膿症(慢性副鼻腔炎)があると、体内で炎症物質(サイトカイン)が増えます。それが血液を介して脳に届くと、脳神経に炎症が起きて、認知機能が低下する可能性があります。