2015年7月6日(月)

退社時間を死守すれば、脳が冴えるよみがえる

得する習慣、損する習慣【29】

PRESIDENT Online スペシャル

著者
古川 武士 ふるかわ・たけし
習慣化コンサルティング代表取締役

古川 武士

日立製作所を経て2006年独立。「習慣は第二の天性」をモットーに、社員研修・コンサルティング・個人向けセミナーなどをおこなっている。著書に『30日で人生を変える「続ける」習慣』『新しい自分に生まれ変わる「やめる」習慣』(いずれも日本実業出版)など。

執筆記事一覧

習慣化コンサルタント 古川武士=文
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時短ではない。高密度化をしよう

今残業を減らす活動を「時短」と言っていますが、私には多少違和感があります。なぜなら、単に時間を短くすればいいというものではないと思うからです。会社も社員も、成果を高めつつ時間を短くすることも同時に行いたいはずです。

そこで、私は「時短」ではなく、いわば「高密度化」と提唱しています。

高密度化とは、単位時間あたりの生産性を極限まで高める仕事のやり方です。高密度で仕事を行なうには、●高い集中力●精密な優先順位づけ●最善主義思考がベースに必要となり、●捨てる●効率化する●人に任せるなどの仕組みも必要になってきます。

高密度仕事術の目的は、自分で決めた時間の枠で最大の成果を出すことであり、その密度を高める活動には終わりがありません。言ってみれば、トヨタ式のカイゼンに近いイメージで、どんどん最適化を繰り返し、高密度の仕事を行なう習慣をつくることを目指します。

では、これから高密度仕事術を行なう3つの原則をご紹介します。

▼高密度仕事術の3つの原則

高密度で仕事をするために、単位時間あたりの集中力をどれだけ高めるかが重要です。

メリハリのある仕事ができる人は、集中すべきときは徹底的に集中し、やめるときはきっぱりと切り上げます。だらだら型は、低集中の仕事になり、結果長時間労働になる。その結果、寝不足になり、翌日も低集中になるという悪循環です。

高密度仕事術は、短時間・高集中のワークスタイルです。

それを実行に移すための3つの原則は次の通りです。

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