2015年6月22日(月)

今日もパッとしない 自己評価を「オール5」にする習慣3

得する習慣、損する習慣【28】

PRESIDENT Online スペシャル

著者
古川 武士 ふるかわ・たけし
習慣化コンサルティング代表取締役

古川 武士

日立製作所を経て2006年独立。「習慣は第二の天性」をモットーに、社員研修・コンサルティング・個人向けセミナーなどをおこなっている。著書に『30日で人生を変える「続ける」習慣』『新しい自分に生まれ変わる「やめる」習慣』(いずれも日本実業出版)など。

執筆記事一覧

習慣化コンサルタント 古川武士=文
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「自信がない」は幼少期に作られる思い込み

なぜ、落ち込みやすいのか? 悩みやすいのか? 無力感の元は、「自己評価」にあります。今回は自己評価を高めるために、というテーマで書きたいと思います。

人は、子どものころに3つの思い込みをつくると言われています。それは、「世界」「自分自身」「他人」に関してです。

世界は危険に満ちあふれているという見方もあれば、世界は愛に満ちあふれているという見方もあります。

他人は親切だと思う人もいれば、他人を見たら泥棒と思えという人もいます。

性悪説と性善説のように、どのように解釈するかで自分たちの周りに集まる人や出来事はどんどん変わっていくものです。

このコアビリーフと呼ばれる3つの解釈「世の中」「自分」「他人」のうちでも最も自分に影響を与えるのは自分に対する解釈です。

自分に対する解釈はごく幼少期に作り上げてしまうものです。家庭環境や親の考え方、言葉が、その人の自分に対する解釈にそのまま大きな影響を与えます。

先日も、父親が教師である方(男性)から次のような話を聞きました。

その男性は子どもの頃、しばしば父親から「お前は段取りが悪い」「意気地がない」と言われたそうです。そしてそれでは言い足りないのか、父親は母親に「お前の育て方が悪い」と責めました。その様子を見て、「僕がダメだから、お父さんが怒り、お母さんが怒られる」と自分を責めたそうです。

今は、とても元気はつらつ、自信があるように見えるのですが、それでも、他人と話をするときに多少苦痛があるそうです。それは、何か言うことで、「ダメな自分が露呈してしまうのではないか?」という恐怖心があるからなのです。

程度の差はあれ、このように、子どもの頃の親の言葉や考え方が自己評価を作り上げることがあります。

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