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K、Q、J、10はそれぞれ3、2、1、0として扱う。

このゲームでは、1枚目をめくって4が出たら、「10-4=6だから、あと6が出ればいいな」と考えることで、遊びながら、「足すと10になる数の組み合わせ」のパターンを頭に入れることができるのです。

使う計算はたし算とひき算だけなので、小学校低学年から楽しめます。

【神経衰弱メイクテン ルール】

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記憶力と計算力がフル回転。子供は遊びながら「繰り上がり」がわかるようになる。

(1)カードを裏向きのまま机の上に広げます。
(2)神経衰弱の要領でカードをめくり、表向きにします。数字の合計がちょうど10になったら、そこまでめくったカードをもらい、新たにカードをめくることができます。数字の合計が10未満の場合、カードをめくり続けなくてはいけません。
(3)数字の合計が10を超えてしまったら、次の人の番。そこまでにめくったカードはすべて伏せてください。
(4)最後までめくって、取った枚数が多い人が勝ち。
(5)K、Q、J、10はそれぞれ3、2、1、0として扱います。※全部めくれないこともあります。

次回は1月26日更新予定です。

細水保宏
筑波大学附属小学校副校長。算数教育の専門家として知られる。近著に『参観授業で使いたい! 算数教材30』(東洋館出版社)がある。
(岡村繁雄=構成 マツイ・ゲーミング・マシン=トランプ提供 岡村智明=撮影 教える人:細水保宏)
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