「生徒会長と言えば男」は過去の話

それは、実際の学校運営や行事を見聞きしていてもわかります。

瀧靖之『本当はすごい早生まれ』(飛鳥新社)
瀧靖之『本当はすごい早生まれ』(飛鳥新社)

次のお母さんのお話は、その変遷の一例です。

長男が小学生の頃は、運動会の紅組と白組の応援団長も、騎馬戦の両「大将」も、男の子が当たり前でした。6歳離れた二男の小学校最後の運動会では、白組の応援団長だけが男の子で、紅組の応援団長と騎馬戦の2人の「大将」は、女の子でした。中学校では、今や「生徒会長は女の子」が当たり前です。

男の子が団長、大将、会長になるのが当たり前、というステレオタイプは、特に子どもの中では急速に失われているようです。

そうであるならば、生まれ月に関して持っているステレオタイプも、くずれていく可能性は大いにあります。そして、それを積極的にくずしていくのは、この本を読んでいる皆さんになるはずです。

「早生まれはすごい」、「早生まれは成績がいい」、「早生まれは成功する」……、そういうイメージを多くの方が持てるようになれば、「本当はすごい早生まれ」が名実ともに世の中に浸透していくだろうと思うのです。