場所や学校によって変わる…給食費、保育料、放課後の居場所

学校給食費の無償化

小学校の学校給食費は無償の自治体とそうでない自治体があります。中学校の学校給食については学校給食をそもそも提供していない自治体もあります。以前住んでいた杉並区では昨年から小中学校の給食費が無償となりました。

更に今年4月からは私立に通う子どもに対しても、学校給食費分の助成金が支給されることになっています。給食費分の子ども一人あたり月5000円程度がかからなくなるのは、家計にとっては大きいですね。

自治体によって変わる保育料

今は幼保無償化となり、3歳から5歳までの保育料は無償となっていますが、保育園の給食費については有料が基本です。ですが、自治体によっては給食費も無償としているところもあります。

無償化の対象外である0、1、2歳の保育料は自治体によって金額が異なります。また、多子世帯の負担軽減措置も国の政策としては2人目半額、3人目無償となっていますが、2人目から無償となる自治体もあります。0、1、2歳の保育料は高めなので無償になるとありがたいですね。

放課後の居場所

放課後の居場所として思い浮かぶのは学童かと思いますが、学童の場合、親の就労要件を満たしていないと利用することができず、利用料もかかります。最近では各自治体で誰でも無償で利用できる放課後の居場所事業が活発になっています。

放課後や休みの日も学校で過ごすことができるのですが、全ての学校で実施しているわけではなく、同じ自治体でも実施している学校、していない学校があります。わが家が以前通っていた学校では実施しておらず、隣の学校では実施していたので、ちょっぴり羨ましかったです。

また、学童についても学校内に設置されている場合もあれば、学校から離れた児童館等に移動しなければいけない場合もあるので、通いやすさなど考慮しなければいけません。

学童の宅配弁当サービス

最近では夏休みなどの学童での宅配弁当サービスも増えてきました。長期休暇中はお弁当を持たせなければいけなかったので、ありがたいサービスだと思います。こちらも実施している学童、していない学童があるので、学童選びの際のポイントとなるかもしれません。

パソコンを使った中学校の授業
写真=iStock.com/ferrantraite
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