もしストーカー被害に遭ったら、どうすればいいのか?

ストーカー被害に遭ったら、まずは警察に相談、周囲の人に協力を仰ぐこと。被害に応じてだが引っ越しも必須とした上で、以下のことに気をつけたい。

① メールでの脅し、つきまとい等も立派なストーカー被害だと、まずは本人がしっかり認識すること

② きっぱりと拒否の姿勢を見せる(郵便物、電話や手紙に対応しない、あいまいな態度をとらない)

② SNSでキラキラした生活をアップしない(新宿の事件の犯行動機と言われている)

③ SNSに住所や会社やよく行く場所をアップしない(逗子の事件は警察の不手際で住所を特定されている)

④ できる限り一人で出歩かない(タクシーや公共機関を使ったり、迎えに来てもらったり、同じルートで帰宅しないなど)

⑤ 催涙スプレーや痴漢ブザー、緊急通報装置を忘れずに携帯

⑥ 携帯は110番を押せるように。スマホは「緊急通報機能」(iPhoneAndroid)を設定しておく

⑦ 証拠になるようなものは残しておく(LINEの履歴など。警察がすぐに動いてくれる可能性が高い)

以上が「ストーカーされているかも?」と相談に来た人には必ず伝えていることだが、これだって十分ではない。

こちとらストーカー被害者だというのに、手間も出費もストレスも相当である。

だから本来、お付き合いする前、関わる前にストーカーになるかどうかを見極めることができればよいのだが、それもなかなか難しい。

スマートフォンを見つめ怯えている女性
写真=iStock.com/Kayoko Hayashi
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