盛岡は「2023年に行くべき世界の旅行先」2位

私は、『会社四季報2023年2集 春号』を読破した時点から東北を注視しています。なぜ「増加ワード」になったのか、理由を確かめるために各社のコメント欄をチェックしてみましたが、いまのところ共通点は見つかっていません。

ただ、ワールド・ベースボール・クラッシックで活躍した大谷翔平選手や佐々木朗希選手は岩手県出身ですし、今年1月に米ニューヨーク・タイムズが世界中の記者の情報を基に公表した「2023年に行くべき世界の旅行先」で、1位のロンドンに次いで2位に岩手県盛岡市が選ばれました。

今後は「東北」をキーワードにして情報収集をおこない、投資アイデアやビジネスプランを練ってみるのもいいかもしれません。

渡部 清二(わたなべ・せいじ)
複眼経済塾 代表取締役・塾長

1967年生まれ。1990年筑波大学第三学群基礎工学類変換工学卒業後、野村證券入社。個人投資家向け資産コンサルティングに10年、機関投資家向け日本株セールスに12年携わる。野村證券在籍時より、『会社四季報』を1ページ目から最後のページまで読む「四季報読破」を開始。20年以上の継続中で、2022年秋号の会社四季報をもって、計100冊を完全読破。2013年野村證券退社。2014年四季リサーチ株式会社設立、代表取締役就任。2016年複眼経済観測所設立、2018年複眼経済塾に社名変更。2017年3月には、一般社団法人ヒューマノミクス実行委員会代表理事に就任。テレビ・ラジオなどの投資番組に出演多数。「会社四季報オンライン」でコラム「四季報読破邁進中」を連載。『インベスターZ』の作者、三田紀房氏の公式サイトでは「世界一「四季報」を愛する男」と紹介された。著書に、『会社四季報の達人が教える 誰も知らない超優良企業』(SB新書)、『会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方』(東洋経済新報社)、『「会社四季報」最強のウラ読み術』(フォレスト出版)、『10倍株の転換点を見つける最強の指標ノート』(KADOKAWA)などがある。