7割を自分のオリジナリティに充てる
まずは「全世界」を総予算の30パーセント分買います。残りの70パーセントを自分のオリジナリティに充てます。そのうち35パーセントを米国、17.5パーセントを「先進国」、17.5パーセントを「新興国」とします。
次に、これをベースにした米国推しや先進国推しを考えてみることにしましょう。
米国推しは、先の「米国」35パーセントを50パーセントに変更して、「先進国」を調整します。無難な成績を狙いたいのであれば、反対に「先進国」を少し増やして、「米国」を下げます。
◎先進国推し 全世界30%+米国30%+先進国30%+新興国10%
さらに、「全世界」以外の三つを完全均等まではいかなくても、同じくらいの量にする考え方と、これからの成長に期待して、「新興国」を30パーセントに上げる考え方です。
◎新興国推し 全世界30%+米国20%+先進国20%+新興国30%
最後に、「国内」はここでは入れませんでしたが、ここから伸びるという投資家もいます。そういう人は、5~10パーセント程度入れておくといいでしょう。
お金の使い方そのものを改善する独自の家計再生プログラムで、家計の確実な再生をめざし、個別の相談・指導に高い評価を受けている。これまでの相談件数は2万6000件を突破。書籍・雑誌への執筆、講演も多数。著書は90万部を超える『はじめての人のための3000円投資生活』(アスコム)や『年収200万円からの貯金生活宣言』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)を代表作とし、著作は171冊、累計380万部となる。