子どもは成長しているのに習慣は変わらない
子どもたちが5歳と0歳の頃は、娘の服が入っている引き出しと息子の服が入っている引き出しが並んでいるほうが、洗濯をする親にとっては好都合だった。
だけどもうとっくに娘は自分の服を自分の引き出しに入れてるんだから、別の位置に変えても問題ないんだ、ということに気づきました。ほんっと、自分の家の習慣すぎることって、気づくの難しくないですか⁈
というわけで休日はお出かけせず、猛然と片付けまくることにしました。そして、子ども部屋にたまっているモノをとにかく捨てに捨てまくりました。
「子どもの作品をどうするか」問題
子ども部屋にたまるモノの中で、私にとってたまりの元凶と呼んでもいいシンボルアイテムは、「娘が学校の図工で作ってきた大型の作品」です。
ダンボールでできた、手を広げて抱えるくらいのでかさのゾウさんとか。そういうのが4個くらいあり、これを「捨てるかどうするか」を考えること自体を避け続けてきました。つらいからです。
せっかく娘が作ってきたのに、学期末に1人で持って帰ってきたのに、捨てるというのかこれを私は。「写真を撮って捨てる」のが一般的らしいけど、結局ゴミに出す時はバラバラにしなければならない。解体を考えると罪悪感やらなんやらでドヨーンとしてきて思考停止したまま時が過ぎるという具合でした。
ちなみに夫は「現物全残し派」で、自分のスペースにも子どもが描いてきた絵を貼っていて、でもやっぱりドデカ作品全残しは現実的じゃなさすぎるから、とうとう去年11月、私は「捨てる、解体もする」と決意し家族に宣言しました。
娘に「捨てていいか?」と確認すること(=捨てたいと思っていることを知られる)をためらい続けることはもうできない。思いきって娘に聞いてみると「それ、うまくできなくて作ってる時もなんかイヤだったから見たくないんだよね」とか言う。
え! そうか、そういうのもあるよね。妙な遠慮が家を狭くしていたんや‼
そうやって猛然とザックザク捨てまくりました。