キャッシュレス化を進めなければ家計簿アプリが生かせない

ただし、家計簿アプリでは現金での支出は入力の手間がかかりますから、支出をできるだけキャッシュレスにする方が楽です。実は、お金持ちにはキャッシュレス化を徹底している人が多く、現金を持ち歩いていない人が少なくないのです。

当社では家計診断や運用相談の相談料を原則現金でいただいているのですが、「現金は持っていません」という人が多くなりました。その場合は、振り込みしてもらうのですが、以前にはほとんどなかったことです。とくにお金持ちにその傾向があります。

こんなこともありました。私が所属しているテニスクラブには、会員が100名ほどいて、メンバーが毎年3000円ずつ出し合ってテニスボールをまとめ買いしています。先日、練習に行った際、ボール代の徴収があったのですが、私は現金を持っていませんでした。

高所得者には現金を持ち歩かない人が多い

恥ずかしい思いをしたのですが、実は、私と同じように現金を持っていない人が多かったのです。リタイア世代には現金を持っている人が多いのですが、現役世代には持っていない人が多かったのです。

経営者や士業など高所得のメンバーが少なくありません。彼らにはキャッシュレスが当たり前になっているのです。

キャッシュレスにする場合、取引を集中させるのが効率的です。例えば、楽天カードを利用するなら、家族には家族カードを渡して、支出を楽天カードアプリで把握できるようにすれば簡単に家計管理ができます。

定期的にチェックして「今月は支出のペースが速いな」と思ったときには、家族に「しばらくは緊縮財政で過ごします」と宣言します。「外食したい」と言われても「いまは厳しい時期なので○日まではダメです」と言って、納得してもらいましょう。