「重要なお知らせ」の書類は必ずチェック
自動移換になると国民年金基金連合会から「確定拠出年金に関する重要なお知らせ(自動移換通知)」という書類が送られてきます。また、そのまま手続きをせず、自動移換のまま放っておくと年に1回は同じく連合会から「確定拠出年金に関する重要なお知らせ(定期通知)」というのが送られて来ますので、その時点で何らかの手続きをしなければならないということに気付くはずです。でも関心のない人であれば、通知が来ても捨ててしまったり、何もせずに放っておいたりすることは十分にあり得ます。
前述したように放っておくとさまざまな不利益が生じる可能性がありますので、もし不安に思った方は、基礎年金番号を手元に用意して一度コールセンターに電話してみるのが良いでしょう。基礎年金番号は年に一度送られてくる「ねんきん定期便」に記載されています。
せっかく会社が積み立ててくれていたにもかかわらず、忘れてしまって受け取れないようにならないよう、注意することが大切です。
1952年大阪府生まれ。オフィス・リベルタス創業者。大手証券会社で個人資産運用業務や企業年金制度のコンサルティングなどに従事。定年まで勤務し、2012年に独立後は、「サラリーマンが退職後、幸せな生活を送れるように支援する」という理念のもと、資産運用やライフプランニング、行動経済学に関する講演・研修・執筆活動を行った。日本証券アナリスト協会検定会員、行動経済学会会員。著書に『投資賢者の心理学』(日経ビジネス人文庫)、『定年男子 定年女子』(共著・日経BP)、『知らないと損する 経済とおかねの超基本1年生』(東洋経済新報社)、『お金の賢い減らし方』(光文社新書)など多数。2024年1月没。