『PRESIDENT WOMAN』は、創刊以来、女性管理職を増やすことを応援してまいりました。

一方で政府や多くの企業が目標数値を掲げているにもかかわらず、女性リーダー比率は目標に遠く及ばず、2021年の日本のジェンダーギャップは156カ国中120位、22年は146カ国中116位という結果に終わりました。

いま、世界的に女性管理職や役員比率を重要な投資指標とする流れがあり、現在の登用速度のままでは、日本の企業は遠からず世界から取り残されてしまう恐れがあります。

私たち『PRESIDENT WOMAN』編集部は創刊から7年にわたり、働く女性たちや、人事・ダイバーシティに関わる方々のご意見をお聞きし、日本の企業における女性登用に共通の問題点があると強く認識しました。そして私たちは、その問題をリアルに解決するお手伝いをさせていただきたいと考えました。

PRESIDENT WOMAN

その思いを実行に移すべく2020年3月に発足したのが『PRESIDENT WOMAN ダイバーシティ担当者の会』です。この会は、会員の皆様とイベントや勉強会を通して交流させていただくことで問題を共有。組織の中の女性登用を阻む真の原因を探り、問題解決に直結するさまざまな提案をしていくことを趣旨としております。なお現在、大企業を中心に500社以上の人事・ダイバーシティ担当者の方にご入会いただいております。

本会はこの度、『人事・ダイバーシティの会』と名称を変え、より多くの企業の人事・ダイバーシティ担当者の方々との交流を図りながら、ダイバーシティのみならず、採用・次世代人材育成部門も視野に入れ、現場担当者の方が抱える諸問題について、研究会を立ち上げて解決の糸口を一緒に探っていきます。

どうぞこの機会に『人事・ダイバーシティの会』へのご入会をご検討ください。皆様のご入会を、心よりお待ちいたしております。

『人事・ダイバーシティの会』事務局