覚えておきたいデジタル用語

DX(デジタルトランスフォーメーション)

進化し続けるテクノロジーが人々の生活を豊かにしていくという概念。

デジタルディバイド

情報通信技術(IT)を利用したり、使いこなすことができる人とできない人との間に生じる格差。=情報格差

デジタルリテラシー

デジタルツールを使いこなし、活用する能力。また、デジタル化による進化や変化に適応する能力。

ゼロトラストネットワーク

サイバー攻撃や内部不正などのIT環境を取り巻く脅威に対し、「社内だからこそ安全」ではなく、「全く信頼できない(ゼロトラスト)」として制御すること。

インターネットとイントラネット

インターネットは世界中のコンピュータなど情報機器を接続するネットワークのこと。企業など組織内で構築されたプライベートネットワークがイントラネット。

エッセンシャルワーカー

社会機能を維持するために必要不可欠な仕事に従事する人。医療関係者やスーパーのレジ係など。

リモートワーカー

自宅やサテライトオフィスなど、オフィス以外の場所でリモート(遠隔)で働く人。

Maas(マース)

バスや電車、タクシーやライドシェアなどすべての公共交通手段をITで結びつけ、便利に使えるようにするサービス。=Mobility as a service

EX(Employee Experience)

商品やサービス利用における従業員の体験価値。

CX(Customer Experience)

商品やサービス利用における顧客の体験価値。

UX(User Experience)

商品やサービス利用における利用者の体験価値。

O2Oオーツーオー(Online to Offline)

オンラインとオフラインを連携させて購買活動を促進させる施策。

構成=江藤 誌恵 写真=iStock.com

八木 典裕(やぎ・のりひろ)
ベイカレント・コンサルティング チーフ・エバンジェリスト

デジタル・イノベーション・ラボ所属。デジタルトランスフォーメーション、新規ビジネスの創造などをテーマとしたプロジェクトを主導。共著に『デジタルトランスフォーメーションの実際』『データレバレッジ経営』(ともに日経BP)など。