▼月10万円以上を稼ぎ出す、副業成功者たちの“勝ち”ポイントはどこにある?
“洗い物なし”だから、生徒は料理に集中。負けず嫌いスピリットが功を奏した人気料理教室
料理教室主宰 菅野しのぶさん
本業:電気計測機器会社 サプライチェーンマネジャー
週末料理教室
月平均売り上げ:30万円(材料費込み)
「和食キッチンしのぶ」を主宰する菅野しのぶさん。平日は電気計測機器会社のサプライチェーンマネジャーとして仕事をこなし、土日の午前と午後に料理教室を開催する。料理は独学で学び、もともと仕事を辞めて起業するつもりで大手料理教室に参加して集客方法などの研究を重ねた。しかし「本業でもプロジェクトを任されているので、それもちゃんとやり遂げたかった。だからしばらくは週末副業で続けるつもりです」とのこと。
1週間フル稼働はとてもハードだが、元タップダンサーで体力に自信があり、時間の使い方が上手。「簡単時短料理が看板なので、時間がタイトなほうがアイデアが生まれやすい。また、仕事のパートナーでもある夫が材料の買い出しや経理面などを担当しています。だからフルで仕事ができるのでしょうね」
レッスンは少人数制。アットホームな雰囲気と丁寧なレッスンが人気の理由だ。時間の制限がある教室では、講師が下準備をしたり生徒が作業を分担したりすることも。そうすると料理の手順を覚えられない、皿や道具の洗い物に時間を取られて料理に集中できない、ということが起こる。ここでは、夫が洗い物全般を引き受け、料理のすべての作業を生徒一人一人が実践できるので、帰宅してからも復習しやすいと好評だ。
生徒から希望の料理をヒアリングして、いいアイデアがあれば即試してレシピにするなど、とことん追求するタイプ。「やるなら一番! 登録しているストアカでトップになるにはどうしたらいいか、しつこく考えます(笑)」と向上心の塊のような菅野さん。当面の目標は、売り上げ月50万円を達成することだ。
①人気料理教室や講師を徹底研究。
②夫が洗い物を担当。生徒が料理に集中でき、習った料理の再現が可能。
③レッスン終盤で披露される「アドリブ料理」など、他の教室ではやらない内容が魅力。