サビない女を目指す発酵食めぐり
「健康」「アンチエイジング」「デトックス」といった言葉に、どうしても敏感になる、女40代。
「大自然のなかでゆっくり温泉に漬かったり、体にいいものを食べたりして健康になりたい!」と思っていたところ、「混浴だけど入りやすい眺望抜群の公共露天風呂があって、流行の『発酵食』の店も豊富な地がある」と情報が。そこは、岡山県の北部、美作エリアにある真庭市だ。
宿をとったのは「湯原温泉」。ここには露天風呂番付で西の横綱に輝いた「露天風呂 砂湯」がある。
川底からポコポコと湧き出す温泉は、無色透明のアルカリ性。お湯は透き通り、ダム下の河原なので見晴らしもよく、温泉街で人もそれなりにいる。それにもかかわらずなぜ女性でも入りやすいのかといえば、旅館組合のおかみさんたちとワコールが共同開発した湯浴み着のレンタルがあるからだ。着用してみたところ、透けず、体の線がわかりにくく、うまくお湯を通す構造で、お湯の中でも快適だった。水着姿をさらすのをはばかる年代としてはありがたい。