ビジネス×SNSを成功させる鍵、“徳力メソッド”
ぼくのブログの書き方は「徳力メソッド」と呼ばれています。名付け親であるビデオブロガーのジェット☆ダイスケさんによると、ぼくのブログには次のような特徴があるそうです。
2.本文は単に思い付いたことをつらつらと
3.締まらない締め方、何もまとめずに終わる」
(gajetdaisuke.comより「徳力メソッドというブログの書き方」)
要するにからかわれているのですが(笑)、これを聞いたとき、的を射ているな、おっしゃる通りだなと思いました。結局のところ、組織の看板を背負ったビジネスパーソンはこのように結論をあいまいにしてしか書けないのです。
ビジネスについて何か書こうとすると、自分はそのつもりがなくても他社批判と受け取られる可能性があります。
また、ビジネスに正解はないので、一概に正しい・間違っているといえない場合も少なくありません。
インフルエンサーの真似は炎上のもと!
知名度のあるインフルエンサーやバズをねらうTwitter芸人であれば、「こんなのはダメだ!」とバッサリ斬って捨てたほうが「あの人はかっこいい」と思われ、フォロワーが増えるでしょう。しかし、「普通」のビジネスパーソンがこれをやってしまうと、確実に敵を増やしてしまいます。
ぼくらは仕事に役立てるのが目的なのですから、インフルエンサーの真似はしないようにしてください。彼らのなかにはSNS発信のノウハウ本で、自分の成功体験をもとにバズるための近道を教えてくれている人がいます。しかし、いわゆるバズをねらう発信方法は、ビジネスパーソンには危険がありすぎます。
徳力メソッドでは、インプットした情報を紹介し、それに対して自分はこう思う、なぜならこうだから、でもそうじゃない考え方もできますよね、と書くのが基本型になります。組織人の発信はこの程度でいいのです。
過激なことや鋭い意見を言おうとする必要はありません。そのほうが「炎上」しにくいですし、読んだ人が情報を補足してくれたり、背景を教えてくれたりして、結果的にコミュニケーションが活性化します。