ファッションに興味のないイマドキ富裕層たち
一般的に富裕層というと、高級ブランド品など豪華な洋服で着飾っているというイメージがあるかもしれません。
確かに、芸能人やスポーツ選手などに見られるように、高級ブランド品を好む人もいます。
また、洋服や服飾品には自我拡張作用があり、高級な品を身に着けると気分が高揚したり自信がついたり、それにふさわしい言動をするようになる効果があります。実際「勝負服」という言葉もあるくらい、その効果を実感したことがある人も少なくないと思います。
しかしそれも、もう過去の話。
昨今の若い富裕層の多くはファッションにはあまり興味がないし、重きを置きません。普段の服装は、どこでも手に入るカジュアルスタイルで、見た目は一般人と区別がつかないほどです。
特に男性の場合、ユニクロが大好きです。飲み会などでも「ほぼユニクロで買う」という会話が飛び交います。
つい先日も彼らとのSNSで、「全身ユニクロを着てユニクロに買い物に行った」というコメントで盛り上がったのですが、「僕も」「俺も」という人が結構多くて、改めてユニクロ人気の高さを感じました。
そういえば私もこの原稿をカフェで書いているのですが、靴(というかサンダル)以外はユニクロです。
そこで何人かにその理由を聞いてみたところ、次のような理由が出てきました。