【A】環境順応タイプ
素直で受容性が高く、周囲の環境にすぐに溶け込んでいけるタイプ。協調性も高く、周囲の人と円満な人間関係を築くことができます。物事の考え方はコンサバティブで、世間の常識に従って、現実的な選択をしようとします。
このタイプの人は、そもそも昇進に興味を持っていない可能性があります。女性管理職の先輩に話を聞いたり、リーダー体験をしたり、無意識の思いこみを克服し、管理職への関心の向上につなげましょう。
・管理職は男性のほうが適している
・家庭では家事はやはり女性の役目である
・女性はリーダーよりサポート役が適している
▼克服のためのトレーニング
1. 身近な“反例”を探す
2. リーダー体験をする
【B】自信不足タイプ
「自分は未熟である」と感じる謙虚なタイプ。周囲の意見に耳を傾ける一方、あまり自己主張はせず、集団の中では目立たない存在となりがちです。自信のなさから、安全志向に固まり、自分の役割を限定してしまう面もあります。
管理職に求められる能力を過大視する一方、自分の能力を過小評価することから、昇進意欲が低下しがちです。成功体験を振り返ったり、キャリア資産を棚卸しして、自分に自信を与えましょう。知り合いに、自分に対する評価を聞くのも手です。
・自分は他人より劣っている
・管理職は何でもできないといけない
・自分は誰からも尊敬されていない
▼克服のためのトレーニング
1. 成功体験を記録する
2. キャリア資産を洗い出す
3. 他人の評価を聞く