経営者目線で仕事をして結果につなげる

2020年で入社9年目を迎えて、年収が入社時から1000万円近く増えました。ここまで稼げるようになったのは経営者目線になったこと、そして社員と社長のハブ的な役割も担ったのが大きなポイントでしょう。私は広報的なコミュニケーション、社外の方との連動や調整が得意。その能力を社長が認めて伸ばしてくれたことも収入アップにつながったと思います。

努力して結果を出せば、給与がちゃんと付いてくる伸び盛りの会社だから、営業統括の女性社員で、2000万円プレーヤーの猛者(笑)もいるぐらい。いつか会社を上場させて、自分の資産を10億円にしたいという夢があります。社内持ち株制度を活用し、株を一番多く持っているので「もっと会社の業績を伸ばしましょう!」とハッパをかけるのも力が入ります。

稼いだお金の使い道は、子どもへの投資がダントツ。3人の教育費はもちろん、海外旅行にもよく連れていくので多額のお金が必要です。そして子育てを卒業する50歳ごろに、第二の人生をスタートし、学生のころから国際協力を続けていたネパールに学校を造りたい。そのための費用もプールしておかないといけません。会社は辞めずに個人のプロジェクトを“複業”としてやろうと画策してるので、われながら強欲だなと思いますが(苦笑)。

海外旅行に投資!これから“伸びる”国を子どもたちに見せてやりたい

仕事のポリシーは、人の期待に必ず応えるということ。嫌だと思う仕事であってもそこから絶対に逃げない。大変な仕事であっても人の2倍、3倍の成果を出して必ずやり遂げること。それが私の“稼ぐ力”です。

仕事での愛用品はこの3点!/部下に憧れられる女性でいたいから

構成=東野りか 撮影=アラタケンジ

宮本 久美子(みやもと・くみこ)
TOKYO BIG HOUSE ビジョン創造室 室長

1980年生まれ。学習院大学文学部卒業。2004年リクルートジョブズ入社。広告の営業を担当。12年にデザイン住宅や資産形成、不動産売買を行うTOKYOBIG HOUSEに転職し、現職。