人気スーパーがとった徹底的な感染予防対策
老若男女から支持を集める人気スーパー「トレーダージョーズ」は、客ひとりが店外に出たら、ひとりを入れる入場制限を導入した。大型カートや買い物カゴは、店員によって念入りに消毒スプレーが吹きかけられ、客に手渡される。地面や床には、6フィート(約1.8メートル)ごとに貼られたテープが新たに登場。店外での入場待ち、店内でのレジ待ちの客に対し、当局が推奨する「ソーシャル・ディスタンス(社会的距離)」を取るよう、店員が呼び掛ける。
小さい子どもがいる家庭やお年寄りなどを中心に、買い物に出向くのを恐れる人は、オーガニック食品の品ぞろえで有名な「ホールフーズ」などの宅配サービスを利用し、感染予防のリスクを少しでも減らそうとしている。ただ、注文が殺到し、遅配などが起きているという。
外出は週3回、帰宅後は服を洗濯しシャワーを浴びる
筆者は気分転換も兼ねて、家族代表として週に3回ほど買い物をしているが、入念に行動しているつもりだ。今や、ほとんどの人がマスクを着けているので、堂々とマスクを着用。ハンドサニタイザーを常に持ち歩き、小まめに使用して手を清潔に保っている。消費期限を確認しながら、商品はできるだけ奥から取り出し、滞在時間も必要最小限で済ましている。
帰宅後、着ていた服はすべて洗濯し、シャワーで髪の毛を洗い流す。購入した商品は冷蔵庫に入れる前に、パッケージがあるものはすべて消毒液を付けたキッチンペーパーで表面を拭き取る。フルーツや野菜は水洗いし、パンはジップロックにそのまま入れている。「ここまでやるのか」と思われるかもしれないが、二児を抱える父親として、用心し過ぎてもし過ぎることはないと思っている。