日本語NGの環境が英語力を飛躍的に伸ばす
施設内では基本的に英語オンリー。授業だけでなく、寝食をともにする合宿だけに、文字通り英語漬けの3泊4日だ。
「3度の食事も先生といっしょで、日本語は禁止です。リラックスした雰囲気で雑談するため、授業とはまた違った角度から英語を勉強できます」と渥美さんも話すように、常に英語を勉強する機会が与えられるのも合宿の利点。日本人同士でも、日本語で話しかけると迷惑になるだろうという雰囲気があるため、部屋やお風呂での会話も、もちろん英語だ。こんなふうに英語しか話せない環境に、どっぷりと身をおいているうちに、徐々に英語を聞くことにも話すことにも抵抗がなくなってくる。
今回参加した6人は東京、大阪、静岡など全国各地から集まったが、口をそろえて言うのが「移動が楽」ということ。前日、仕事を終えたあとに現地入りし、翌朝からすぐに英語に集中できるため、海外にはない気軽さがある。
生活面でのストレスが少なく快適
費用も、海外の半額程度。また富士山の麓というロケーションや日本食など、生活環境が快適で日常生活のストレスがないことも、英語に集中できる要因だ。
1回の合宿で終わらせるのではなく、継続的に学ぶことが大切なのは、海外留学も国内留学も同じ。TOEICなどで自分の実力を確認しながら、定期的に英語合宿を利用すると実力がつきそうだ。
アチーブイングリッシュキャンプ「ビジネスコース」
写真=iStock.com 撮影=池田純子