東京五輪のマラソン・競歩の開催地移転問題が浮上した10月半ば以降、なぜか移転先の札幌市に抗議が殺到。ワイドショーなどでも札幌市を批判的に取り上げる番組が目立った。なぜ、怒りの矛先があらぬ方向に向かってしまうのか――。
※写真はイメージです(写真=iStock.com/brazzo)

札幌市に200件以上の抗議

11月、東京五輪のマラソン・競歩の開催地が札幌に変更されることが正式に決まりました。

9月にドーハで行われた女子マラソンは暑さを避けて真夜中にスタート時間を設定したものの、高い気温と湿度で参加者の40%が途中リタイヤと、異常事態が発生。それが影響したのか、突然の開催地変更が翌10月に公表されます。

IOCによる急な決定は開催地の都知事ですらかやの外。そして札幌市長がマラソン・競歩開催に関し「光栄です」と発言したことで一部の都民から反感を買い、札幌市にはのべ200件を超える抗議が殺到したと伝えられています。