1.毎日の仕事を効率化していく
あなたは、いつか会社との関係を見直したいと考えています。ただし、その日が本当に来るかどうか、今はわかりませんし、焦って決めて自分を追い込まないほうがいいでしょう。
ということは、当分「仕事はきちんとやる」のです。しかし、将来を見据えて、できるだけ効率化して自分の時間を取れるようにする工夫は必要です。早朝型の生活に変えることもいいかもしれません。
また、仕事の効率化とは少し違いますが、「人付き合いの整理」も考えましょう。なるべく、無駄な会社の付き合いを断っていき、夕方以降は自分の時間として自由に使えるように変えていくこと。さらには、逆に「信頼できる仲間」がいないかを探すことです。
多くの場合、会社の中には「同好の士」がいます。それは別の部署の人かもしれません。今後、会社との付き合い方を考える時期に備えて、頼りになる同好の士を探しはじめましょう。
2.自分の身を守るために会社の制度を調べてみる
今すぐ辞めるなんて考えず、まずは「滑走路」をつくりましょう。でも、それができるまでは日々の仕事も頑張りましょう。「そのうちに……」なんて漫然とすごしていてはもったいないので、もちろん活動の準備もします。ただ、そういった自分の活動がペナルティにならないか、会社の制度を調べてみましょう。会社は意外と寛容だったりするかもしれません。そうすれば、焦らずに「滑走路づくり」の時間を取ることができるはずです。
3.「第3の場所」を探す
職場でも家でもない「第3の場所」は、あなたには絶対に必要です。それは、自立した後も利用するからです。
コワーキングスペースのような、月々の契約で、いつでも解約できるものがいいでしょう。まだ、この時点で「自立すること」を条件にしないでもいいと思います。気が変わって、やはり会社を辞めずに両立させようとなった時は、解約するか、もっと別の方法で「第3の場所」を持てばいいからです。
そんな場所に通ううち、そこが「第3の場所」になっていったり、そこで「同好の士」を見つけられたり、何かのきっかけを得られることも少なくありません。